フッ素を使った虫歯予防法について③

フッ素洗口法は、フッ素歯面塗付法に並ぶフッ素を用いた代表的なムシ歯予防法だと思います。ムシ歯予防効果は、フッ素歯面塗付法と同じ位だと思います。幼稚園や小学校などの集団でもできますし、個人でも、家庭でもできます。ただ、自分自身でやらなければならない分、簡単で、安価にできるので、おすすめです。

 


やり方は簡単で、フッ素洗口液を5~10cc、口に含んで、30秒から1分位ぶくぶくして吐き出すだけです。小さな子供さんでも、ただの水で練習してからやれば、決して難しくはありません。フッ素洗口液も基本的には無味無臭ですから、夜、寝る前に、歯みがきをしたあと、実行するといいと思います。回数的には、最低でも週1回、毎日できればベストです。大切な事は、断続的でもいいですから、中学生くらいまでは続けられるといいと思います。もちろん、一生続けられれば、一番いいと思います。老人になると、歯の根元が虫歯になり易くなりますが、そうした虫歯の予防にも役に立つと思います。

あと、フッ素(キシリトール)入りのジェルを歯みがき剤同様に刷り込む方法(製剤)もあります。フッ素歯面塗付法に似た方法ですが、フッ素(キシリトール)ジェルあるいはスプレーを用いた予防効果については詳しいデータを見た事はありませんが、おそらくは、ある程度の予防効果が間違いなくあるはずです。

キシリトールといえば、コマーシャルが先行して、詳しいデータを見ることなく広まっていますが、本来は天然の甘味料で、ムシ歯菌にとり込まれても、酸を作らないので、ムシ歯を作らないのと、表面が白く溶ける程度のごく初期のムシ歯であれば、再石灰化と呼ばれる、修復効果があるようです。お昼休みや、おやつのあと、キシリトール入りガムを咬んだりするのは効果的だと思います。もちろん、甘味料として利用するのが、本来の姿かもしれません。

あと、皆さんが一番よく知っていて、よく使われているのが、フッ素入り歯磨剤だと思います。各種、様々な商品がありますが、どの程度のムシ歯予防効果があるのか、実はよく知りません。フッ素歯面塗付法やフッ素洗口法では、一定時間うがいをしないのが原則ですが、歯磨剤の場合、うがいをする事が前提になっているので、少しもったいない気がします。しかし、添加物の関係で、口腔内に長く滞留させたり、習慣的に微量でも飲み込んだりするのは好ましくないのかもしれません。そのへんのところは私にはよくわかりません。