気象の変化が大きいと

『気象の変化が大きいと、1~2日後に歯周炎が悪化する。』

という研究結果が、岡山大学歯学部予防歯科学研究室から発表されました。
研究室によると、2011年11月から、2013年11月まで、当科を受診した、
延べ2万人の慢性歯周炎患者を対象に調査研究を行い、
急性憎悪した原因を、口の中や体の状態に求めることができなかった153人に対して、
症状が出はじめた日の、気温・気圧・風速・湿度・降水量・日照時間を、
気象データが岡山地方の気象庁の発表するものを利用して拾い出して、時系列分析した結果、以下のことが判明したそうです。

簡単に言うと、気圧の低下の毎時変化が大きい時(急な気圧の低下)の2日後。
気温の上昇の毎時変化が大きい時(急激な気温の上昇)の1日後。
それぞれ慢性歯周炎の急性症状が発生すること。
最大風速が吹いた3日後には、急性症状の発生が減るという結果が出たそうです。

よく、気管支喘息の発作や症状が、天候や季節の変化で悪化する事が知られていますが、
慢性歯周炎の急性症状も、同様のことが言えるということだと思います。

もう一度簡単に言いますと、慢性歯周炎の急性憎悪には、気圧・気温・風速の3つの気象要素が関係しているということだと思います。

さらに言いますと、季節の変わり目。春一番や、台湾坊主、台風、木枯らしなどがあてはまりそうです。
そんな時は、体調管理に気をつけましょう。