院長の近況報告

曜変天目茶碗続報

昨年、12月20日放送の『開運!なんでも鑑定団』で、日本で4個目の曜変天目茶碗が発見されたという報道について、
私も少しふれましたが、その後、曜変天目茶碗ではないとする関係者の説がみられる様になりました。

私が不思議に思ったのは、評価額が低すぎる事です。
昨年、クリスティーズで、油滴天目茶碗が12億円、サザビーズで、別の油滴天目茶碗が、1億5千万円だったことを考えると、
本物の曜変天目茶碗であれば、2千5百万円というのは、安すぎると思います。
曜変というのは、茶碗の内側が海ホタルの様なあやしい青白い点が点在する様子を表現したもので、
ある人は、宇宙に点在する星雲のような輝きと、述べています。
ネットでみると、他の国宝の曜変天目茶碗のような青白い点の点在がみられません。
中島誠之助さんが、サザビーズやクリスティーズの油滴天目茶碗の評価額を知らないとは思えませんから
曜変天目茶碗の他の3碗に比べて審美性(美術的評価)が劣るとはいえ、安すぎると思います。

この件に関して、テレビ局も、中島誠之助さんも、出品者も、だんまりを決め込んでいますが、大発見だと思っただけに、残念です。