歯周病2題

 朝日新聞によると、歯周病は認知症を悪化させるという。
 認知症の6割を占めるアルツハイマー病は、アミロイドβというタンパク質のゴミが脳の神経細胞にたまって、神経細胞が徐々に死滅することが原因とされていますが、歯周病菌やその毒素を攻撃するために、様々なサイトカインと呼ばれるタンパク質が増加すると言われています。それに伴って、アミロイドβも増加すると書かれていますが、サイトカインとアミロイドβとの相関関係についてはふれていません。

 iQOSという加熱式タバコが人気だそうです。しかし、歯周病を悪化させるという風評もあるようです。
 ある歯科医師で、歯科研究所の代表者によると、iQOSは発癌性で有名になった、タールがほとんど出ない事や、副流煙や臭いが気にならない事も、人気の理由らしい。しかし、タールには「抗炎症作用」や「抗ウイルス作用」などがあったために、タールによって抑え込まれていた歯肉の痛みや腫れといった歯周病の症状が顕在化したためだと説明しています。
 紙巻きタバコに比べてiQOSはメリットが多々ありますが、歯周病の危険因子であるニコチンが残っていることを忘れてはいけないと思います。