グレートトラバース2

6月6日、NHKBS2のグレートトラバース2、日本二百名山完全走破という企画が終了しました。(再放送らしい。)
実際は、2016年1月1日、鹿児島県佐多岬に到達しました。
内容は、プロアドベンチャーレーサー、田中陽希という人が、日本二百名山を人力(乗り物を使わず)で、一筆書きで、完全走破するというものです。(現在は三百名山を走破、あるいは走破中らしい。)

たまたま、5月の連休中、札所巡りの為、早起きしていたので、T.V.で観はじめました。ちょうど、百名山の終盤に近付いて、羅臼岳、斜里岳、利尻岳など、かつて登った山々も登場して、懐かしく観てしまいました。約1か月間、最終到達点の鹿児島県佐多岬まで、観続けてしまいました。
さすがに橋のない海峡や黒部ダム(湖)を泳いで渡ることはありませんでしたが。

私が登山を始めたのは、歯学部を卒業して最初に就職したのが甲府市の診療所で、たまたま山の会があったからです。
山梨県は狭い県なので、車があれば、近郊の山々は、ほとんど日帰りができました。
甲府にいた3年間は、毎週の様に山に登っていました。

北海道の山に登り始めたのは、学生時代、新潟~小樽間の日本海フェリーで、小樽を中心に北海道巡りをしていたことがあって、遠くから北海道の山々を眺めていたからだと思います。
働き始めて、休みは連休でも、2~3日くらいしかありませんが、飛行機を使えば、日帰り登山くらいはできるので、機会をみては登っていました。
しかし、甲府から羽田に出て、北海道の飛行場のある所から山登りですから大変です。コースタイムの6~7割で歩けるのですが、それでも、飛行機の出発時間に間に合わせる為、走って下山したこともあります。

現地に着いても、天気や登山路の関係で、泣く泣く、帰路の飛行機から、登山予定の山々を眺めたこともあります。

実は、結婚した嫁さんの実家が、「南アルプス天然水」で有名な甲斐駒ヶ岳の麓で、独身時代、さんざん登った山々もいっぱいあるのですが、嫁さんが登山に絶対反対なんです。
小さい頃から、山岳事故の事をいっぱい見聞きしているからでしょう。
私が、単独登山の時は、夏冬を問わず、登山届を出さないと言っているせいもあると思います。

追記、先日、利尻島で106年ぶりに羆(ひぐま)の足跡が発見されたそうです。
北海道本土から泳いで渡っただろうということです。
田中陽希がカヌーで渡るのを見て、命懸けだと思いましたが、羆はどんな思いで海を渡ったのだろうかと思います。