院長の近況報告

冬山登山

2月9日・10日・11日の3連休中、日本海側はもちろん、太平洋側、特に、関東・東京でも雪が降るという天気予報が流れていましたが、中央アルプスの宝剣岳と、仙涯嶺で、3人の人が滑落死しました。
宝剣岳は、以前木曽駒登山で、写真を掲載したことのある岩峰です。
平地で雪が降るということは、3000m級の山岳地帯は、暴風雪だと覚悟したほうが良い位の荒天だと思います。

以前、クリスマスの日に、木曽駒ケ岳の中岳まで登ったときは快晴でしたが、翌日、木曽駒と宝剣岳に登頂する予定でいると、翌朝は大雪と風で、一面まっ白でした。
当然、登頂は断念して、下山しました。

仙涯嶺というのは、地元出身ながら初耳でした。
木曽駒ケ岳の南側に宝剣岳・空木岳・南駒ケ岳と続き、その南側のビークを仙涯嶺と呼ぶそうです。

仙涯というのは、私の好きな禅僧で、とぼけた様でほのぼのとして、かつ深い悟りをテーマにした禅画で有名なお坊さんです。
出光美術館と永青文庫(細川氏のコレクション)に多数の作品が収集されています。
若い頃、雪舟の様な画僧を目ざしていたので、技術はあるのですが、何気なくみていると、自分でも描けそうな位下手にみえるのですが、禅画ですから、深いテーマがあらわされています。
讃を読むと、禅宗の有名な公案が書かれていて、その下手な絵を再び見直してしまいます。